創業四百余年に及ぶ叶家の歴史をご紹介します

叶家の由来

 叶家は古くは、姓は尾崎と言い、歴代大洲藩主加藤家の御用石工として仕えていました。

 初代九兵衛は、加藤公が伯州米子から大洲へ御国がえの折、元和三年(西暦1617年)、加藤貞泰公に従って大洲へ移住しました。その後、加藤家歴代の城主に仕え、御用石工として扶持米を下され帯刀御免の格式を与えられました(御用石工としての藩札を家宝として伝えられています)。尾崎家八代久平の長男安治郎は故あって姓を叶と改め祖先の業を継承して伝えています。

確実大勉強の碑

 叶石材店舗正面に設置されている「確実大勉強の碑」は、叶家が石匠として継承してきた五つの石彫り技法を、「確実大勉強」の五文字ごとに異なる技法を施し、子々孫々がこれを見て業の習得に励めるようにしたものです。

 いまでは、すっかりデジタル化された石材加工技術ではあります。しかし、顧客の期待に応えるため、技術の研鑽を怠らなかった祖先の気概に触れ、勇気を奮い起こすことのできる、私たちのとって今でも大事な碑となっています。